将来の成長が期待できる会社であるかはどのように見分けれれるのでしょうか。企業の将来性を見極める要素はいろいろありますが、私はそれを見分ける一つの軸が、会社が打ち出している「企業理念」や「MVV(Mission、Vision、Value)」、最近では「パーパス」への取り組み方に表れていると思います。
企業理念が浸透しているか
企業が継続的に成長していくためには、社員が自ら新しい価値を生み出そうと思う会社、自発的に動いてイノベーションを生み出す会社であることが必要です。私たちが働くモチベーションは何かというと、もちろん給与は大切な要素ですが、それだけでは本気で自発的に動くには足りないと感じるのではないでしょうか。自分は何のために働いているのか、人や社会にどのように貢献しているのかを本気で考え始めているのではないでしょうか。会社としては、全社員のモチベーションを同じように高めて、個々のエネルギーを同じ方向を向かせることが重要です。
そのためには、企業理念が本当の意味で社員に浸透していることが前提となります。従って、会社の存在意義、社会に対してどのような価値を提供しているのかを明確にして、それを本気で実行しようとしている会社なのかを見極める必要があります。どの会社にも自社のHPに企業理念やMVVについて何らかの記載がありますが、形だけではなく、本気で達成しようとしているのかがポイントとなりなす。
今働いている会社を思い浮かべてください。何か「企業理念」みたいなことががHPに書かれていることは知ってるかもしれません。「でもあまり社内で聞いたことはないな~」とか、「社長がたまに朝礼で話しているな~」という程度かもしれません。
また、自分の会社の企業理念に共感して入社した場合でも、実際に働いている中で、会社つまり社長や経営陣が利益ばかりに目を向けていて、その経営理念を本気で考えていると思えないと感じてしまった時、何か物足りないものと感じたこともあるのでしゃないでしょうか。それでは自分の給与以上に頑張ろうという気持ちはなくなってしまい、もっと給与の高い条件のいい会社が見つかればすぐに転職しようと思うかもしれません。なぜその会社で働くのかという働く意義が乏しく、会社に対するロイヤリティが低くなってしまえば、社員は常にいい条件の会社を探すだけでその会社に長く働こうとは思わなくなってしまうのです。
面接で面接官に確認しておくべきこと
「事業は人なり」というのは松下幸之助さんの言葉を聞いたことがあるでしょう。企業経営は人(社員)で成り立っていることを会社として本気で理解しているかを確認すべきと考えます。面接の過程で社員や経営幹部、社長に以下の質問をしてみてください。面接の過程で出会った経営陣や社員の皆さんが同じように回答をしてくれたなら、その会社の企業理念が本当に浸透している証となり、将来成長いていく可能性が高いと言えるでしょう。
- 「経営理念」はどのようなものですか、共感していますか、どのような行動に移していますか。
- 「経営理念」について、日常どのようなコミュニケーションがありますか。
- 「経営理念」について腹落ちしていますか。
- 自分たちが事業を通じて社会に提供している価値は何だと思いますか、将来の可能性をどう思いますが、自分たちが大切にしているもの、足りないものは何ですか。
- どのような価値観をもった人材を求めていますか。
- 年齢に関係なく能力を重視して、管理職にも若者を登用されることもありますか。
- 社員教育についてどのような教育プログラムがありますか。
これらの質問をして、各階層のメンバーが同じ方向を向いていることが確認できr、自分としても会社の企業理念や事業の意義に本気で共感でき、その会社で働くことが本人の成長や自己実現に結びついていると感じられることが会社を見極める条件となるのです。


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