【40代でも遅くない】自分に向いている仕事を見極める方法。キャリアアンカーとは?

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40歳を過ぎて自分の会社人生を振り返った時に「自分にはキャリアに軸がない」と気づいたことはないでしょうか。会社の辞令に基づいて、配属された部署で自分なりに一生懸命仕事をこなしてきたが、今は特に専門分野がある訳ではなく、「あなたは何ができるのですか?」と聞かれたら「・・・。」となり、明確に答えられない方も多いのではないでしょうか。

自分の「キャリアの軸」を作っていく際には、本当に自分に向いた仕事を見つけるための「キャリアアンカー」という考え方が非常に重要になります。

自分のキャリアアンカー知ってますか?



「今まで会社に言われるままの仕事をしてきたけど、このまま流されていてはとても定年まで働けないのではないか。」「もう少し自分の得意なことを見つけて主体的に働かなくては、60歳以降の人生で困るときが来るのではないか。」と考えるようになるでしょう。
私も40代のとき参加した社内のキャリア研修で、自分にはキャリアの軸がないとショックを受けました。その研修の中で、自分の「キャリアアンカー」を知るという時間がありました。

キャリアアンカーというとは、人がキャリアを形成する上で絶対に譲れない「価値観」となるものです。周囲の環境やライフステージによって変わらない生涯に亘る働き方の軸とも言えます。

米国MITの組織心理学者エドガー・H.シャイン教授が提唱しているキャリア形成の分類法です。キャリアにおけるアンカー(錨)を指しています。つまり、周囲が変化しても自己の内面で不動なもののことをいいます。

私はこれを知ったのは40代になってからでしたが、なるべく早くこの自分の軸を理解しておくことで、満足度の高いキャリアや働き方を選択することができると思いました。
学生時代にこの自分の軸を知っていたら、違う職業人生を歩んでいたかもしれないと思うほどです。報酬やイメージと言った表面的な外部情報の誘惑によって判断し、後になってから不満を感じるような就職や転職をしてしまうリスクを避けられる気がします。

就職活動中の学生の皆さんもキャリア・アンカーを使えば、もっとリアルな自分を見つけられると思いますので、是非おすすめしたいです。

キャリア・アンカー: 自分のほんとうの価値を発見しよう (Career Anchors and Career Survival)
自分らしく働きたい・生きたいと思う人が、キャリアを歩む上で、何があっても犠牲にしたくないもの、大切にし続けたいと考えるものを、船の錨(アンカー)から名前を取って、シャイン博士はキャリア・アンカーと名づけました。 つまりこの概念は、キャリアに...

キャリアアンカーの8種類のカテゴリーとは

キャリアンカーは8つのカテゴリーに分類されますが、どれに自分が当てはまるかは40項目の質問に答えることで把握できます。

①専門・職能別タイプ



・「専門家」としての能力を発揮したいタイプ。
・専門性を高めていくことに満足感を感じ、現場で特定分野でのスペシャリストとしての活躍を望む。
・一方で、専門スキルや知識を発揮する機会が減るマネジメント職には、相対的に関心が低い。

②全般管理タイプ


・出世欲が強く、ゼネラル・マネージャーとして経営に携わりたいという気持ちが強い。
・責任のある仕事をしたい、組織を動かしたいといった気持ちが強い。経営全般に関する能力獲得を望み、様々な部署への異動にも積極的。

③自立・独立タイプ


・集団行動のための規則や時間などに束縛されることを嫌う。
・自分の裁量で仕事のやり方やペースを柔軟に決められる組織や職種を好む
・士業や研究職、フリーランスなど

④保障・安定タイプ


・安定した仕事や報酬など、安定性を最も重視する。
・大企業や公務員として働くことを望む。
・大きな変化を嫌い、転職やキャリアチェンジには保守的。

⑤起業家・創造性タイプ


・リスクを恐れず、何か新しいことを生み出すことに楽しみや充足感を感じる。
・企業で働いている時でも、常に起業や独立の可能性を探る。

⑥奉仕・社会貢献タイプ


・自分の仕事を通じて「何らかの形で世の中を良くしたい」という社会貢献に価値を感じる。
・自分の能力を発揮よりも人の役に立つ仕事
・商品開発、医療、社会福祉、教育に関する仕事に興味、環境問題や地域問題に関する事業

⑦純粋な挑戦タイプ


・誰もが無理と思うような仕事を克服したり、手強い相手に勝つことに満足感を覚える
・自身の得意・不得意分野に限らず、「挑戦しがいがある」と感じたテーマには積極的に取り組む
・ルーティンワークは好まない

⑧ライフスタイルタイプ


・家族や会社のニーズとの調和を大切にする
・ワークライフバランスを大切にする
・柔軟な働き方ができたり、福利厚生のしっかりしている企業


自分がどのカテゴリーに該当するか知ることで、キャリア形成で自分が本当に大切にすべきことが明確になり、後悔のないキャリアを積んでいくことができます。

ご参考までに、私はカテゴリー1ですが、このテストを受けるまでは自分の傾向を意識することはありませんでした。自分がどのカテゴリーに属するのかを知ることで、自分が普段意識することのない本当の価値観に気づくことができます。その価値観に基づいてセカンドキャリアの開拓することで、間違った方向へ進むことを避けて、本来自分が進むべき道へ導いてくれると感じています。

キャリアアンカーの診断方法


自身のキャリアアンカーについては、こちらのサイトから簡単に診断することができます。

キャリアアンカー診断サイト

どのようなアンカーが見つかったでしょうか?
キャリアアンカー診断は、あくまでも自分自身のキャリアについて理解を深めることを目的としています。セカンドキャリアの模索に限らず、就職や転職といった人生の決断をしなければないらい際に改めて意識してみることで、周囲の情報に振り回されることなく、後悔のない一歩を踏み出せるのではないでしょうか。

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