Webマーケティングとは何かを未経験者でもわかるように説明するとどうなるでしょうか。まずマーケティングとは何かを定義すると「商品やサービスを売れる仕組みを作ること」と言えますので、Webマーケティングは「インターネットを使って商品やサービスを売れる仕組みを作ること」と言えます。
皆さんの会社も必ず何かの商品かサービスを売っているはずですが、例えばイタリアから輸入した靴を売っている会社をイメージしてみましょう。今は店舗のみで販売していますが、インターネットでも販売をしたいと思っています。さあ、何から始めますか?
自社媒体(メディア)の活用
まずは自社のWebサイトを作ってその中での販売を考えますよね。Webサイトの作り方の基本的な仕組みにつきましては、『【DX人材への第一歩】身近なデジタルの学び直しをしよう! Webサービス & HTML/CSS編』を参考として下さい。
無事にWebサイトができたとして、あなたの靴は売れるでしょうか。残念ながらWebサイトを作っただけでは売れません。あなたのサイトにお客さんに来てもらわないといけませんが、その時にやるべきことがWebマーケティングとなります。
SEO
皆さんも何かが欲しい時にGoogleで検索すると思いますが、「靴」「イタリア」等で検索して上の方に表示されるWebサイトから見ていくのではないでしょうか。従って、ユーザーが「靴」「イタリア」等検索した際に自社のWebサイトが上位に表示されるように仕組まないといけません。その一つがSEOといわれるものです。SEOとはSearch Engin Optimizationの略でGoogleの検索エンジンにいかにいいサイトであるかを認識してもらうための施策を言います。現在のSEO対策の基本としては「ユーザーにとって価値あるコンテンツを提供する」ことが重要となります。
ソーシャルメディアマーケティング
次に、Twitter、Facebookといったソーシャルメディアに自社ページを作って自社の商品やサービスの情報を提供します。ソーシャルメディアの特性を生かして、口コミで自社の商品を認知してもらい、ユーザーにファンになってもらうことを目指します。ソーシャルメディアから自社のWebサイトに誘導することで販売につなげることを目指します。
他社メディアの活用(インターネット広告)
自社のWebサイトにお客さんに来てもらうための大きな施策はインターネット上の他社媒体に「広告」を出すことです。このインターネット広告にはいろいろな種類があります。
純広告(バナー広告)、記事広告
純広告とは、例えばヤフーのトップページに広告枠に自社商品のバナーが配信される広告です。一定期間に一定の回数が配信されるもので、ヤフーの読者がバナーを見ることで自社の販売するイタリア製の靴について知るきっかけとなり、商品の認知が広まっていく仕組みです。また、記事広告という他社媒体にメディアとの連携して記事という形で広告を配信する仕組みもあります。イタリア特集の中で自社の靴を記事として紹介するイメージですが、記事の形をとることで客観性をもたせることができます。これもバナー広告同様に記事を読んだユーザーへの認知を広めることができます。
運用型広告(ディスプレイネットワーク、SNS広告、リスティング広告)
運用型広告というのは、純広告と違って、一定期間の中でも成果が出るように広告の出し方(広告内容、ターゲット、頻度等)を最適化することができる広告です。また、広告を出したいユーザーの属性を絞り込んでターゲティングすることも可能です。
ディスプレイネットワーク広告
GDNと呼ばれるGoogle Display Networkほかがこれに当たりますが、各社の保有するアドネットワークと呼ばれる不特定多数の媒体ネットワークに広告を配信できるものです。
SNS広告
自社媒体としてのSNSではなく、SNSを広告媒体としてそれぞれのSNSユーザーに対して広告を配信するものです。LINE、Twitter、Facebook、インスタグラム、YouTubeといった媒体がありますが、それぞれにユーザー数やユーザー属性にも特徴があります。例えば、Twitter(8000万ユーザー)は拡散力有り、LINE(4500万ユーザー)は拡散力はないがアプローチ力あり、Facebook(3000万ユーザー)は実名制でターゲティング力あり、YouTube(6000万ユーザー)はGoogle広告との連携できるといった特徴があります。自社が対象としたいターゲットや目的に応じてどのSNSを使うかを選定します。
リスティング広告
Googleで検索した際に表示されるのはSEOと同様ですが、リスティング広告はSEOの上の枠で【広告】と表示されている広告枠に検索結果として表示されるものです。買いたいものが決まっているユーザーは、欲しい商品を商品名やカテゴリーで検索しますので、販売できる可能性が高まり成約につながりやすい広告です。ニーズが顕在化したユーザーを対象としますので、成約に結び付きやすい広告です。
成果報酬型広告(アフィリエイト)
A8.netやリンクシェアといったASP(アプリケーションサービスプロバイダー)を経由して広告主がブログサイト等のメディアに広告を表示できる仕組みです。ユーザーがメディア訪問時に広告を見て、実際に購入する等の成果が発生した際に費用も発生する仕組みですので、広告主にとっての費用対効果は高い広告です。
インターネット広告の選定方法は?
マーケティングの目的によってどの広告を使うかを選ぶこととなります。大きく分けて「認知の獲得」なのか、「成約の獲得」なのかによって使用する広告手法は大きく異なりますが、例えば、まず自社の商品について知ってもらう、つまり広く認知を獲得したい場合は、「ディスプレイネットワーク」「ソーシャルメディアマーケティング」「純広告」、ニーズが顕在化しているユーザーの成約を獲得したい場合は「SEO」「アフィリエイト」「リスティング」、既に顧客となっているユーザーに対しては「メールマガジン」といった使い分けとなります。
Webマーケティングについて、更に詳しく知りたい方は『【ビジネスパーソンの学び直し】DXのために学び直すべきおすすめ分野とは?』を読んでみて下さい。


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