リスキリングの意味とは?

リスキリング

リスキリングの本当の意味


『リスキリング』という言葉をよく聞くようになりましが、「リスキリング」の本当の意味がわかりますか?皆さんに知っておいて頂いたいことは「リスキリング」は単なる「学び直し」ではないということです。皆さんも個人が関心に基づいて「さまざまな」ことを学んでいる、学びたいと思っていると思いますが、リスキリングの本当の意味は「これからも職業で価値創出し続けるために必要なスキルを学ぶ」という点が強調されるています。
つまり、自分の好きなものを何でも学ぶことはリスキリングではないのです。飽くまで外部環境が激変する世の中において、職業として新たに価値創出できるスキルを学ぶことがリスキリングなのです。

リスキリングが注目される背景


皆さんは「人的資本経営」という言葉を聞いてことあるでしょうか。経済産業省が主催した検討会をまとめた「人材版伊藤レポート」から出てきたものなのですが、日本企業の持続的な企業価値向上において、企業の競争力の源泉が人財であるという認識の下、人はコスト(人的資源)ではなく投資される対象となる資産(人的資本)として経営していくことを表現した言葉です。

このレポートの中で、企業の経営戦略と人材戦略を連動させることの重要性を示す中で「リスキリング」という言葉が登場するのです。

人材戦略の3つの視点

①「経営戦略と連動しているか」
②「目指すべきビジネスモデルや経営戦略と現時点での人材や人材戦略との間のギャップを把握できているか」
③「人材戦略が実行されるプロセスの中で、組織や個人の行動変容を促し、企業文化として定着しているか」

人材戦略の具体的な5つの共通要素


①目指すべきビジネスモデルや経営戦略の実現に向けて、多様な個人が活躍する人材ポートフォリオを構築できているかという要素(「動的な人材ポートフォリオ」)
②個々人の多様性が、対話やイノベーション、事業のアウトプット・アウトカムにつながる環境にあるのか(「知・経験のダイバーシティ&インクルージョン」)
③目指すべき将来と現在との間のスキルギャップを埋めていく(「リスキル・学び直し」)
④多様な個人が主体的、意欲的に取り組めているか(「社員エンゲージメン
ト」)
⑤「時間や場所にとらわれない働き方」

リスキリングという言葉は、この③「目指すべき将来と現在との間のスキルギャップを埋めていく」という経営戦略(=人材戦略)の重要な要素として出てきているのです。

つまり、デジタル化の進展する経営環境において、企業の経営戦略を実行する為には、人材戦略として人材に求められるスキル・能力、つまりAI やロボットと協調しイノベーションを起こすための人材、また、新たな事業機会の創出に向けて、高度な専門性はもちろん多様な視点を持ち、新たな発想を生み出せる人材をいかに育成していくかがリスキリングの目的なのです。社員である我々の立場からすると、どうやってそのような人材を目指いしてくかが「リスキリング」の目的と言えるのです。

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