【おすすめ本】ビズリーチの創業ノンフィクション「突き抜けるまで問い続けろ」

転職

先日、ビズリーチ創業者の南壮一郎さんとお話しできる機会がありました。南さんを囲むベンチャー企業社長や人事担当役員の方々の集まりでしたが、南さんの魅力に改めて触れることが出来ました。メディアでの露出も多いので知っている方も多いと思いますが、見かけは色黒で目つきの鋭くいかにもイケイケ社長です(南さん、すみません汗)。でも私たちとの会話では一つ一つとても丁寧に相手の気持ちになって応えてくれ、また自分の信念も偽りなく伝えてくれるので、すごい経営者である以前に人間としても信頼や好感が持てる方です。

その会の帰りに『突き抜けるまで問い続けろ』というビズリーチの創業ノンフィクション本を頂いたのですが、面白い本だったのでご紹介したいと思います。

https://www.amazon.co.jp/%E7%AA%81%E3%81%8D%E6%8A%9C%E3%81%91%E3%82%8B%E3%81%BE%E3%81%A7%E5%95%8F%E3%81%84%E7%B6%9A%E3%81%91%E3%82%8D-%E5%B7%A8%E5%A4%A7%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%83%88%E3%82%A2%E3%83%83%E3%83%97%E3%80%8C%E3%83%93%E3%82%B8%E3%83%A7%E3%83%8A%E3%83%AB%E3%80%8D%E6%8C%AB%E6%8A%98%E3%81%A8%E5%A5%AE%E9%97%98%E3%80%81%E6%88%90%E9%95%B7%E3%81%AE%E8%BB%8C%E8%B7%A1-%E8%9B%AF%E8%B0%B7-%E6%95%8F/dp/4478113076/ref=sr_1_1?crid=276NHXWX2IR5U&keywords=%E7%AA%81%E3%81%8D%E6%8A%9C%E3%81%91%E3%82%8B%E3%81%BE%E3%81%A7%E5%95%8F%E3%81%84%E7%B6%9A%E3%81%91%E3%82%8D&qid=1672721396&s=books&sprefix=%E7%AA%81%E3%81%8D%E6%8A%9C%E3%81%91%E3%82%8B%2Cstripbooks%2C289&sr=1-1#:~:text=%3Ca%20href%3D%22https,margin%3A0px%20!important%3B%22%20/%3E


企業の採用担当をやっていると、今やダイレクトリクルーティングはエージェント経由の採用と共に採用手段としてはなくてはならないものとなっていますが、南さんの課題認識からここまで来る歩みは、起業を目指す方々にも事業開発を担うビジネスパーソンにも参考となるケーススタディだと思います。また採用担当の視点で読むと身近に苦労を実感する部分もありますし、転職を目指す求職者の視点から読むときっと転職についての新たな気づきを与えてくれると思います。

以下は私が経営に関する視点で共感した部分の抜粋です。是非みなさんもこの本をじっくりと読んでみることをおすすめします。

経営課題へのアプローチ

  • 「大切なのは、課題の本質であるセンターピンを見抜くことだ」もっとも本質的な課題を解決すれば、状況は一気にひっくり返る。だからこそ徹底して情報を集め、要素を分解し、センターピンを探し当てる必要がある。
  • うまくいっているケースを世界中から5社くらい見つけて、つぶさに調べていく。→仮説が生まれる→仮説ができたら今度はその仮説に立って他の会社を見る→仮説(軸)を深める→その軸でもう一度競合を分析して、ようやく確かにそうらしいと確信する。
  • どんな小さなことでも仮説をつくり、検証する作業が仕事の本質。
  • 事業を客観的に把握し、解決すべき課題に優先順位を付けなくては、いくら頑張っても成果に繋がらない。

ゲームのルールは変えられる

  • (業界の常識にとらわれていると)結果的に違った視点で課題を見直すことができず、イノベーションが生まれない。-「ゲームのルールは変えられる」

チームをどうやってまとめるか

  • 小澤さんに出会うまで、あんなに楽しそうに仕事をする人を見たことがなかった。苦しみや我慢に先に成功があるのであって、そのプロセスは喜びや楽しみとは無縁だと思っていた。ところが小澤さんは様々な人を巻き込みながら、課題解決そのものを楽しんでいた
  • 「ゼロから事業を立ち上げる場合、メンバーは寄せ集めなので、チームの価値観はバラバラだ。しかも正解がない。その時に、どうやってチームをまとめるかというと、会社の存在意義や目指す姿、大切にする価値観を示すことが重要になる。採用面接の段階から一貫して会社の価値観を伝え続ける。どんなに優秀な人でも、価値観が合わなければ一緒に働き続けることは難しいし、組織としてまとまらない。」

取り組むべき事業へのアプローチ

  • 「俺が知りたいのはお前のアイデアではない。なぜ、この課題がまだ存在しているのかということだ。お前が考えていることなんて、既に何万人もが考えている。それなのに、なぜ今その課題が解決されずに存在しているのか。業界の構造や歴史を徹底的に要素分解しろ。」
  • 立てた課題の達成度合いを計測できるよう、必ず数字に落とし込んでいく。
  • 計測する数値が定まると、目標を設定することができる。成長への道筋を描くことができるようになる。
  • 実業によってしか世の中は変わらない。政治では世の中は変わらないんだと思っています。

経営者というもの

  • 経営者の質というのは、決断の量と質で大体決まります。
  • がむしゃらに課題に取り組み、何度も挫折し、放る出しそうになっても、あきらめずに困難に立ち向かっていけば、何とか道は開けていく。そんな経験を幾度となく繰り返すうちに、「できないことなんてない」と自分で信じられるようになっていた。
  • 「世の中に不可能があるとするなら、それは自分がそう思っているからだということを、つくづく理解した」



「ビズリーチ創業」に関する共感ポイントは別の機会にまとめたいと思います。

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